この記事では、サラリーマンが初めて確定申告したときの話を記載しています。
暗号資産(仮想通貨)の利益って確定申告。。。?
わたしは大学を卒業してから、企業に就職しました。
就職して以来、特に副業するわけでもなく働いて来たので当然申告経験はありません。
ちょっとしたきっかけではじめたアルトコイン投資。
タイミング的なこともあり一定の利益が出ました。
そしてこの時は、確定申告が必要ということすら知りませんでした。(お恥ずかしい)
色々調べているうちに「適切に確定申告しないと脱税になります!破産した人もいます!」的な記事を発見して、
マジかよ…(汗) 何も知らんよ…
って、なったことを覚えています。
同じような方がいるかもしれないので、そのときに必要だったことを備忘録的に残しておきたいと思います。
暗号資産(仮想通貨)の確定申告に必要だったこと
暗号資産(仮想通貨)の確定申告に必要だったことを下記にリストにしました。
税金の勉強
全く知識がない状態なので、最低限の情報収集が必要でした。
簡単にポイントをまとめると、
- 暗号資産(仮想通貨)による所得は基本的に雑所得に分類される
- 雑所得は20万円以上だと確定申告が必要になる可能性がある
- 他の所得と合算して課税される総合課税である
- 他の投資損益と損益通算ができない
- 損失の繰越控除ができない
国税庁のHPなども参考にしながら勉強すると良いと思います。(今後も変更の可能性があるので…)
最低限の知識を収集して、あとは準備です。
源泉徴収票
今までは何気なく見て、すぐしまうだけだった源泉徴収票。
こんだけ税金納めてるんだ。。。とか確認する機会になりました。
税金の仕組みはやはり勉強しないとダメですね。
暗号資産(仮想通貨)の収支報告書
これが一番苦労しました。
取引数も取引所もそれなりにあって、
出来なくないけど、これ全部やるんか。。。(絶望)
となりました。
色々調べた結果、暗号資産(仮想通貨)の確定申告に特化したツールが提供されていることを知り、難を逃れました。これ使わなかったら本当に何時間、何日かかったかわかりません。
まだ利用していなければ、一度検討してみても良いと思います。
マイナンバーカード
これは電子申請するのに必須です。
以前は作るの面倒だな、メリットないなと思っていましたが、こういった形で国や地方自治体の機能を使うようになって初めて役立つことを実感。
受取りは役所に行く必要ありますが、作っといて損はないですよ。
申請時には下記のパスワードが必要になります。
- 利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)
- 署名用電子証明書のパスワード(英数字6文字以上16文字以下)
- 券面事項入力補助用のパスワード(数字4桁)
読み取り対応スマホ
PCで申請することも考えましたが、そうするとICカードリーダーが必要です。
手持ちのスマホが対応していれば簡単にできるので、基本的にはこちらがオススメです。
入力内容の確認とか全体を見ながらはPCに分がありそうなので好みですかね。
マイナポータルAPのDLと連携
これも意外と時間がかかりました。
設定とアプリ連携の間にエラーが頻発して、その度に暗証番号とマイナンバーカードの読み取りを求められるのが結構ストレス作業でした。
ほとんどの人はスムーズに行くのではないかと思います。
詳しい説明は毎年、国税庁HPに特設ページができ、そこに記載があります。
*控除証明書が必要ない場合はこの連携は必要ないかもしれないです。
スマホを使った確定申告方法
実際の手順は国税庁から発行されている下記のようなPDFを参考にしました。これらはアプリ画面付きで開設されているので、上記の準備が整っていれば簡単に実施することができます。
▶︎スマートフォンで初めてマイナンバーカード方式によりe-Tax送信する場合の画面の流れ
~令和3年1月4日以降~(PDF/4,618KB)
~令和3年1月以降~(PDF/19,689KB)
from 国税庁HP
流れとしては下記のような感じです。
上記で準備した情報を入力していくだけです。
画面の手順に従うだけで簡単にできます。控えは保存しましょう。
納付情報登録依頼というメールで支払い手続きが完了できます。
ネットバンキング・クレジットカード払い・コンビニQR払いのいずれかです。
準備は早めにしておきましょう。
一回やってしまえばなんてことないんですが、やはり最初の1回というのは時間がかかるものです。
ここに書いてある情報くらいがあれば、すぐに実施できたなということで記録を残しました。
ご参考になれば幸いです。