この記事では、暗号資産(仮想通貨)の管理で大活躍するSafePal Walletの設定方法を紹介しています。
目次
SafePal Walletとは?
SafePal Walletとは、ソフトウェアウォレットの1つです。
ソフトウェアウォレットは、インターネットに常時接続されているものの、秘密鍵を自分で管理できるものなら取引所ウォレットよりはやや安全性が高いと言えます。ウォレット分類についてまだ確認していない方は、こちらの記事でざっくり内容を把握してみてください。
SafePalは、安全でユーザーフレンドリーな暗号資産管理プラットフォームを提供することを目的としたプロジェクトで、2019年2月にBinance Labからの出資、2021年2月にはBinance LaunchedpadにてIEOで資金調達し、最近開発が進んでいます。
SafePal Walletが暗号資産ホルダーから評価されているのは、
- 異なるチェーンのコインに対応
- 分散型取引所(DEX)とアプリ内で連携可能
という点です。
対応コインも多く、日本語対応しているという点もユーザーを集めている理由の1つでしょう。
現時点では、セキュリティと利便性のバランスも考慮して、使っても良いとわたしは考えています。
SafePal Walletできること
SafePal Walletを利用すると下記のことが可能になります。
使用する範囲は人それぞれだと思いますが、こんなことができるんだというのを知った上で使い始めると今後の幅が広がると思います。
SafePal Walletでできること
- 10,000種類以上のコインの管理
- 異なるチェーンのコインを一括表示
- 複数のウォレットを統合管理
- Binanceとの連携
- 分散型取引所(DEX)を直接利用可能
- 今後ハードウェアウォレット併用でトークン配布あり
とにかく出来ることが多く、便利です。
SafePal Walletの登録方法
それでは実際の登録手順を画像付きで紹介します。基本的には、画面表示に従うだけで簡単に設定可能です。
利用規約に承諾する部分にチェックを入れましょう。
このステップは必須ではありません。「スキップ」で飛ばせます。
「パスワード」「PINコード」「秘密鍵」「ニーモニックフレーズ」はアプリに保存されないので、ご自身で管理しましょう。
*既にウォレットを持っている場合は、この画面からインポートすることができます。
ニーモニックフレーズは「12」もしくは「24」を選択できます。12単語が最も主流であり、24単語はセキュリティが強固でありハードウェアウォレットの復元シードとしても使われています。わたしは「24」にしました。
ウォレットの最重要項目であるニーモニックフレーズを控えるステップに進みます。
必ずここの内容は理解して先に進みましょう。
12 or 24 の英単語が表示されます。番号順にメモしましょう。
*この画面はスクショできないので、文章のみとなります。
このフレーズがウォレットの復元にも利用される最重要項目です。第三者への漏洩はもちろんのこと、紛失・劣化による判読不能・水没・燃えるなどの様々なリスクを想定した管理をしましょう。
*この画面はスクショできないので、文章のみとなります。
先ほどメモした英単語を番号順に選びます。
*この画面はスクショできないので、文章のみとなります。
お疲れ様でした。これでウォレット機能を利用可能です。
既に別のウォレットを所有している方は、「ウォレットをインポートする」の部分から、ご自身のウォレットの秘密鍵を入力することで連携が可能です。
SafePal Walletも活用してリスク分散を。
この記事では、暗号資産(仮想通貨)の管理で大活躍するSafePal Walletの設定方法を紹介しました。
SafePal Walletは、できることも非常に多く使い勝手が非常に良いと思います。
別の記事で、具体的な利用方法をまとめていきたいと思いますので、使い方がイマイチという方はそちらも参照していただければと思います。
暗号資産の管理として、取引所ウォレットをそのまま利用されている方も多いかと思いますが、取引所は1年に何度もハッキングニュースが流れるリスクが高い保管方法であることも認識しないといけません。
SafePall Walletは、ハードウェアウォレットも販売開始しており、暗号資産の管理方法としてかなり有力な手法となりつつあります。さらに今後、ハードウェアウォレット所有者にトークン配布も予定しているとのことで、それ以上のメリットもあるかもしれません。
選択肢の1つとして一度検討してみては、いかがでしょうか。